※次回募集は、令和2年(2020年)7月頃を予定しています。
ネパール派遣研修生(同窓会)募集要項

H30年度ネパール派遣研修につきまして、同窓生枠の募集をいたします。
研修日程:研修日程:平成30年12月21日(金)深夜出国~12月29日(土)帰国。9日間予定
募集人員:若干名
選考方法:作文と面接
応募要領(作文):志望理由を800字程度で記入。表紙に「卒業学科」「氏名」「連絡先」「パスポートの有無・有効期限」を記入。
応募受付期間:7月12日(木)~7月18日(水)
郵送宛先:〒653-0838 神戸市長田区大谷町2-6-2 神戸常盤大学内同窓会事務局宛
面接日:8月4日(土)午前中予定です(変更の可能性あり)
研修費用負担額:実費(20万円程度)の半額を予定

作文選考後、面接決定者には追ってご連絡いたします。

※大学とネパール・カトマンズ市のハチガンダ福祉協会(住民の医療と生活向上のためボランティア活動を行うNGO)との間で、1997年より隔年で研修生の相互派遣を行っています。
カトマンズでは感染症・眼疾患診療所や医学研究・教育研修センターにおいて見学を中心に研修が実施されます。

ネパール研修報告


2018/12/22-29

ネパール研修を終えて

神戸常盤大学同窓会長  岡部 文雄

 同窓会役員としてネパール研修に同行しました。今回で2回目の参加です。
 2年前に訪れた時と比べいくつか変化がありました。トリブバン国際空港が少し綺麗になり、メイン道であるリングロードのデコボコ道が改善し、通信環境が整備され、さらにネパール地震からの復興も進んでいました。ネパールでは復興やインフラ整備が最優先されており、首都カトマンドゥは確実に発展が進んでいました。見学先であるネパール医科大の血液関連検査機器が更新され、多項目の検査が短時間でできるようになっていました。ただ、トリブバン大学付属病院は未だ古い機器の使用され、病院間でもインフラ整備に大きな差を認めました。
 変わってないものもありました。ネパールの人々の”心”です。変わらない「心の温かさ」は健在でした。ただ、研修生である神戸常盤の後輩達の「心の温かさ」もネパールの人々に引けをとらないと思いました。ネパールの学生達の交流ではジェスチャーや笑顔ですぐに打ち解け、病院研修では分からないことや疑問点を積極的に質問していました。そして、ホームステイ先では本当の家族のように溶け込んでいました。
 今後、仕事を行う上での方向性や人生の歩みの中で、この研修の体験が大きく生かされると思います。同窓会として、一人でも多く、このような経験ができる学生を増やしていけるよう、学校側と協力していきたいと思います。
 最後にこの交流を築きあげた小野先生とシバ・クマール・ライ先生、そして交流の積み重ねにご尽力していただいた関係者の方々、同窓会役員、学生達のすべての皆様に感謝を申し上げます。

学長と学生達

ライ先生と研修生

病院見学で話を聞く